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*リンドベリ* [北欧]

スウェーデンのStig Lindberg(スティグ・リンドベリ)のデザインした物。
プリントものなど華やかな人気のシリーズより、
ちょっと素朴なテイストの物が、好き。
COQシリーズやコルクと陶器の組み合わせのJAM POT(マスタードジャー)なんか。

COQは、茶系の色の柚薬とスムーズな白の組み合わせ。
茶色の柚薬は、各々コンディションが違っていて
マットな感じ、艶のある感じ、柚薬の変化がキレイな感じなど
日本の陶芸に通じる楽しみがある。
ただ、形、厚み、サイズの展開、組み合わせの上手さなど、本当によく考えて作られている。もし、日本の製品でこういう商品を探すと、素朴な厚ぼったいテイストで提案されていると思う。茶色の食器は、白や黒の次くらいに、意外と合わせやすい食器だと思う。

JAM POTもしくは、マスタードジャーは、コルクのフタと陶器の組み合わせで、
帽子みたいな形と陶器部分の色の展開が楽しい。
色の種類は、写真の物の他にグリーンやブルー、白などもある。


*ロイヤルコペンハーゲンの花瓶* [北欧]


ロイヤルコペンハーゲンというと、
青の小花柄のシリーズ、イヤープレート、フィギリン、などがすぐ思い浮かぶイメージ。
60〜70年代の作品は、ダイナミックな特徴的なデザインと色で、好きな人は好きなんじゃないかなと思う。時代の空気が反映されたシリーズだと思う。
その中でこの花瓶は、茶色やグリーン系統の色味なんだけど、何色とはっきり言えない所なんかが、少し日本的な印象。ぼんやりと表現されたモチーフは、蜂とか蝶だと思う。
ただ、きりっとしたコバルトブルーの色味を加えてくる所が、日本人の感覚にない感じでかっこいいなと思う。


*ボダノバの皿* [北欧]


白のディナー皿を揃える というのが食器の大きな部分と思う。
カイ・フランクデザインのTeema(ティーマ)シリーズのディナープレートを
スタンダードとして挙げる人が多いけれど。
(あまり違わないのかもしれないけれど、
Teemaの前身のキルタシリーズの方が、魅力的に見える。)
私は、スウェーデンのBodaNova社のディナープレートが良いと思う。
白はマット気味、フチが立ち上がっている。
このシリーズのムーミンみたいな薄いブルーもキレイだなと思ったけれど、
使いこなす自信がなかった。そのうち定番外になったみたいで。
料理によってお皿を使い分けるのが良いとは思うけれど、
物に埋もれて暮らすのもどうかと思う。
そういう意味で多用性のあるお皿は必要。
気に入った物であれば、尚更良いと思う


*Teemaの角皿* [北欧]


カイ・フランクのTeemaシリーズで1番気に入ってるのは、
オーブン使用が出来るという事と、スクエアのプレートがあるという事。
色はダークカラーがいい。
ブラックかブラウン。
アラビアからイッタラにロゴが変更になったり、色が廃盤になったり、形が見直され新しいサイズになったり。その度に「えー!?」と惑わされてしまう人(私もそうだけど)結構いたんじゃないかな。


*ダーシュトロムの鍋* [北欧]


現代の北欧のデザインの中で気に入ってるのは、
スウェーデンのBjorn Dahlstromがデザインする鍋。
ハックマン社もしくはイッタラ社から出ています。
ステンレスの素材の物とアイアン素材の物。
持ち手に力強い特徴を持たせ、シルエット的なデザイン。
シンプルなんだけど、印象に残ります。


*ティモの鍋* [北欧]


Timo Sarpaneva(ティモ・サルパネウ゛ァ)のPot With Lidを初めて見たのは、
ノルディックフォルムで。赤と黒のエナメルがあって、
ものすごくきれいなコンディションだった。すごく良くて。
まだ実際には、北欧の物を扱う店が少なかった頃。
値段も高かった。お金が貯まったら買おうと思った。
その後、イッタラ社の復刻も出たけれど、昔の物とはやっぱり感じが違う気がした。
やっぱり、古いタイプの物のほうが諦めきれなかった。
鍋は、用途あった物を使うと、グーンとレベルがあがる気がする。
例えば、普通の卵焼き器で卵焼きを作っていて、銅の卵焼き器を使った時のスムーズさ。
厚みのある鍋は、じっくり美味しさが出来上がる気がする。


*ダンスクの鍋* [北欧]


デンマークのDANSK社のエナメル加工の鍋。
経営者でありながらデザイナーでもあるJens H Quistgaardのデザイン。
この鍋の魅力は、
把手部分。軽やかな処理の仕方が、鍋特有の重さを感じさせない。
エナメル加工の為、色を楽しめる。
エナメル加工の商品は、医療系や実用重視のデザインが主流だから、
余計このシリーズが目を引くのだと思う。
FINEL社の鍋にも同じ様なニュアンスの鍋がある。


*ウラのティーポット* [北欧]


フィンランドの女性デザイナーUlla Procope(ウラ・プロコペ)のティーポット。
アラビア社の商品です。Ruskaシリーズでもよく知られたデザイナーです。
店で見た時、一目でこれは好きなデザインだと思いました。
マットな白、丸いキレイな形、フタの提案、持ち手に蔓を使った所など。
サイズが2種類、色が白と黒というのが主な展開のようです。


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